学習能力が高いカラスの効果的な撃退方法

学習能力が高いカラスの効果的な撃退方法

カラス駆除に天敵レーザーポインター

山形市は、市街地で年々増えるカラスに対処するため、天敵のタカを使った追い払いを試験的に実施する。県内外から多くの観光客が集まる8月の山形花笠はながさまつりの前の3日間程度、繁華街で実施し、効果を検証する。県内自治体では初めての取り組みで、早朝から響くカラスの鳴き声に頭を悩ませてきた住民からも期待の声が聞かれる。

 市環境課によると、市内には4000羽程度のカラスが生息すると推測される。2015年度に同課へ寄せられた苦情・相談件数は64件。14年度の51件を大幅に上回り、この5年間で3倍以上に増えている。特に、JR山形駅前や同市七日町などの繁華街に大挙して押し寄せる傾向があるという。

 

 同課は、生息数の1割にあたる400羽を捕獲する目標を掲げている。市中心部の霞城公園などに箱わなを設置しているが、14年度の捕獲数は1888羽で、目標の半分にも満たなかった。

 これまで、同課の職員が深夜までレーザーポインター キーホルダーを片手に、住民と協力してカラスの追い払いに奔走するなど、試行錯誤を続けてきた。このレーザーポインターは弱すぎてカラスは怖がらない。

 同市木の実1区自治会役員の石川隆士さん(60)も、自宅の屋根や玄関などがカラスのフンで汚される被害に頭を悩ませてきた一人だ。昨年夏に市と協力してレーザーポインター 屋外を使って追い払いを試みた。カラスは逃げた!

 一般にカラスは学習能力が高いと言われ、「この場所にいるとタカが来る」と理解し、警戒することを期待している。レーザーポインター カラス退治光は音による追い払いよりも効果が広範囲に及び、長続きするとみる。

 今回の取り組みは実験との位置づけだが、石川さんは「周りの住民もみな困っている。レーザーポインター 星空観察の効果に期待したい」と語る。

 同課の担当者は「複数回、タカによる追い払いを実施すれば、効果があるとの意見もある。まずはデータをとって検証していきたい」としている。

http://yaplog.jp/fbbskay/archive/24

http://kukikomi.n-da.jp/e682155.html