米軍ヘリコプターにレーザーポインターを照射、罰金50万円

米軍ヘリコプターにレーザーポインターを照射、罰金50万円

沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の周辺を飛行していた米軍ヘリコプターにレーザーポインター 2wを照射したとして、那覇区検は28日、同市大山の会社経営、平岡克朗容疑者(56)を威力業務妨害罪で那覇簡裁に略式起訴した。那覇簡裁は、罰金50万円の略式命令を出した。

訴状によると、平岡容疑者は今年7月1日午後9時3分頃~同9時12分頃、同市内の駐車場から、赤レーザーポインターで訓練飛行中の米軍ヘリに光線を照射し、操縦中の海兵隊員に危険回避のため訓練を中止させた、としている。

国内で購入できる猫用レーザーポインターの出力は、ほとんどの州で合法の出力1ミリワットのものから、インターネット上で販売されている50ミリワット以上のものまで、さまざまだ。ただし販売業者の1人は、出力の高いレーザーポインターを使ったとしても、高速移動する飛行機のパイロットの目をくらませることが可能だとは考えにくいとし、「ネット上で誰もが買えるコンパクトタイプのレーザーポインター カラスで航空機が墜落するなんて大げさ」と疑問を呈する。

レーザーポインター 星